2025年10月15日、横浜北日中友好交流会は神野団長のもと、総勢17名で、人民大学日本語学科新入生と桜クラブの学生を対象に茶道と華道の文化交流を開催しました。

15日午前中は、浴衣、お茶、お花の準備を全員で行い、1階のロビーには、交流会のメンバーが感性豊かに色とりどりの生け花を創作し、大学の皆様の温かい歓迎に対する感謝の意を表しました。



12時過ぎごろから、学生たちは、次々と会場に集い、並べられた浴衣の中から、それぞれ自分に合ったものを嬉しそうに選び、交流会のメンバーに着せてもらい、これから始まる講座に、期待を膨らませていました。


午後1時30分、交流会が始まりました。
司会は日本語学部2年生の2名が担当します。
先ずは、人民大学外国語部日本語学科副主任の徐園先生が開会挨拶を述べられ、交流会メンバーに心からの歓迎と感謝のお言葉を頂き、また、この活動に参加する学生たちに、期待を寄せられました。
そして交流会の神野団長が、今年も訪中できた喜びと感謝、更に未来に向けての期待を、ユーモアを交えて述べた後、交流会メンバー全員が自己紹介しました。



第一部の茶道の体験です。
始めに、茶道の歴史について、茶道の講師から簡単な説明がありました。それから、お点前を披露すると、学生達は、真剣な眼差しで、静寂の中で流れるように繰り広げられる作法の所作の一つ一つに見入っていました。
実演の後、学生たちが、和菓子を食べ、お茶をそれぞれたてて、味わいました。初めての和菓子に歓声が上がりました。


次は、華道の時間です。
華道の講師が、生け花の歴史や型などを、スクリーンに映し出しながら、簡単に説明した後、説明を受けながら、実際に一本一本花を挿していきます。それぞれのテーブルに着いた交流会メンバーのアドバイスの下、納得のいく作品を完成させていました


次は、2025年日本語学科新入生と桜クラブの学生たちが、「いつも何度でも」の歌を心を込めて披露してくれました。
そして、交流会のメンバーは、「愛は勝つ」を歌いました。その歌声には、日中の友好を、学生達とともにこれからも深めていきたいという想いが込められていました。


続いて、感想を、数人の学生が興奮した様子で話し、嬉しさが伝わってくるようでした。
温かい空気の中、交流会は終了しました。
この交流会は20年以上続いています。これからの未来を託す学生達の心に、日中友好の種を植えるこの活動を、これからも永く続けていく努力を重ねていきます。

中国人民大学ホームページからの抜粋
明徳国際館で開花したこの花道茶道文化交流会は、すでにキャンパス活動の境界を超え、中日民間交流の活発なキャリアとなった。茶を媒介、花を言葉に、自らの実踐で認知障壁を破り、共感で距離を解消する。横滨から北京への跨度は、教室での文化体験から両国民衆の感情共鳴、この活動は「相知遠近無し、万裡は隣人」の生きとした表現、包摂的相互認識の人類文明の像を構築するために、暖かく堅固な青春力を注入します。
来年の交流会でお互いの再会を楽しみにしています。中日友好が長存し、世界人民の大団結万歳!