2024年中国人民大学交流会のご報告

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2024年10月16日、横浜北日中友好交流会は神野康を団長とし総勢15名で、中国人民大学を訪れ、日本語学科と桜クラブの学生さん達に、華道と茶道の文化交流会を開催しました。
午前中に浴衣、お茶、お花の準備を全員で行い、一階のロビーには色とりどりの花をいけ、           大学の皆さんに喜んで頂けるように、歓迎に対する感謝の意を表しました。
正午になると、学生さん達が次々と会場に来られ、各々並べられたものの中から自分の好みの浴衣を選ばれ、交流会メンバーが着付けをしました。

午後13時30分、定刻通り交流会が始まりました。まず、横浜北日中友好交流会の団長はじめ全員が自己紹介をしました。続いて、外国語学部日本語学科長の李銘敬氏が式辞を述べられ、交流会メンバーに温かい歓迎と心からの感謝のお言葉を頂きました。

続いて、第一部の茶道体験です。交流会メンバーのお茶の講師が、茶道の説明(歴史、作法、楽しみ方、お茶の点て方など)をしながら実演しました。学生さん達は真剣な眼差しで音も立てず、話に聞き入っていました。それから、実際に和菓子を食べて、お茶を点てていただきました。和菓子を口にして美味しいとの歓声があちこちからあがりました。

茶道の次は生け花です。講師が、生け花の簡単な歴史や型などをスクリーンに映し出しながら説明した後、学生さん達が、それぞれ作業し、先生のマンツーマン指導のもと納得のいく作品を完成させていました。

次に、2024年度日本語クラス(新入生)とさくらクラブのメンバーが「秘密基地」の歌を心を込めて披露してくれました。そして交流会のメンバーは「上を向いて歩こう」を歌いました。
その歌声には日中の友好を学生達と共に深めていきたいという想いが込められていました。

続いて、学生たちは、今回の交流会で得たものや感想をそれぞれ総括し、横浜北日中友好交流協会のメンバーに多大な感謝と敬意を表しました。学生達は真剣に聞き、よく考え、大きな刺激を受けた様でした。
最後は笑い声が響く中、イベントは終了しました。学生たちは知識と花かごさらに喜びをいっぱい抱えて解散しました。この交流会は20年以上続いております。若い学生達の心に日中友好の種を植えるこの活動をこれからも永く続いていく努力を重ねていきます。

中国人民大学ホームページから抜粋
「横浜北日中友好交流会の先生方の、遠方からの多大なるご尽力と誠意と熱意に改めて感謝いたします。訪問中の友好的な特使の心からの笑顔が、この交流会に花を咲かせました。この友情は極めて貴重なものであり、日中の人的友情を詠んだ詩も不滅のものとなるでしょう。中日の人的友好は、両国国民の心を結ぶ輝くリボンのようなものです。それは時間と空間の長い川を旅し、文化の融合と感情的な共鳴を運びます。この友情が星のように明るく、永遠に続き、友情のメロディーが何年にもわたって鳴り響き、一緒に美しい絵を描きますように。横浜北日中友好交流会の皆様の再訪を心よりお待ちしております。中日両国の人的友好が永遠に続きますように!」